
明治13年、官営製鉄の操業開始時に北桟橋が完成し、製鉄所の発展とともに拡張を続け128年経た今もなお製鉄所を支え続けている。

昭和30年の釜石港北桟橋
明治7年、官営製鉄所建設の一環として建設に着手し、明治13年2月に釜石鉄道の大橋-釜石港間と共に完成した。完成当時は長さ250m、幅7m、水深7mで軌道は2線敷設されていた。
その後何度も増強・浚渫が繰り返され、長さ250m(ただし、北側のNo.1バースは180m)、幅18m、水深14mとなった。平成15年に全天候型バースが完成。特殊線材などの製品を天候を問わず出荷できるようになった。

昨年一部解体された。その際、建設当時のものと思われる松杭がほとんど腐食されることなく残っていた。

南桟橋
大正7年、第1次世界大戦の鉄鋼ブームにより入出荷が急増し従来の設備では不十分となり北桟橋の100m南側に建設された。長さ118.2m、幅10m、水深6.67mで照明付きの木製橋脚に5トンジブクレーンが1基を備えた。
その後、増強・浚渫が繰り返され昭和55年6月現在の南桟橋が完成した。長さ518m、幅30m、水深14mとなり18万トンクラスの大型船も着桟出来るようになった。
参考資料 鐵と共に百年(新日鐵釜石製鐵所)